目標は、あるのもいいけど、ないのもいい
目標を立てて達成する。
現状の課題を見つけてクリアする。
子どもも大人も「教育」というと、これがただ一つの正解のようなムードが、まだまだあるように思う。
できないことができるようになる。
今より未来が向上する。
たしかにそれも一つの楽しみ方だろう。
でも、あくまで楽しみ方であって、「目標>自分」と飲まれてしまっては本末転倒だし、
楽しみ方はそれだけじゃないというのが実感だ。
ゴールがあると、それまでの道のりはゴールのための過程になる。
達成した時は、ものすごく嬉しくて楽しいけれど、一瞬のこと。
そこがまたたまらない魅力でもあるのだろうけど。
反対にゴールがないと、ものすごく自由だ。
目の前の全部がゴールになるとも言えるから、ずっと楽しい。
こっちも魅力的だ。
子どもたちを見ていると、こっちの楽しみ方をよく知っているなと思う。
そして、意外とこっちの行き方でも、結果的には目標を立てて走った先と同じ場所に着くことがあったり、
時には全く予想外の魅力的な場所に着くこともあるからまた面白い。
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