ニュース

こども環境デザイン研究所からのお知らせです。

2023.01.25

【研修報告】栃木県児童館職員研修「児童館の役割とこれから」

23:1:22矢板児童館

栃木県は矢板市にて、栃木県の児童館職員ブロック研修を担当させていただきました。
まずは、現場の職員さんたちが感じている子どもたちや、取り巻く環境への課題を伺いました。
それもふまえて児童館として、今の子どもたちにどんな体験の機会を作れるのか、どんな役割を果たせるのか。そんなポイントをみんなで掘り下げていきました。
子どもたちは、自分で自分の環境を選ぶことはできません。その環境を作っているのはいつだって大人です。
大人がその自覚をどれぐらい持っているのか。
これが本当に大切なことだと思います。
そのために具体的に何をするかも大切ですが。
それ以上に、まずは自覚があるだけで、それだけで目の前の環境の空気は変わる。
そう思います。
お互いがんばりましょう!
今回は、素敵なこともありました。
初めて栃木県の児童館の職員研修に呼んでいただいたのは今から十二年前のことなのですが。
それから月日が流れ、なんと今回の参加者さんの中に、当時、僕を呼んでくださった先生の娘さんが同じく児童館職員として参加されたそうで。
「母がよろしく言ってました。」と声をかけてくださいました。
親子2代にわたって、地域の子どもの育ちを支える仕事と向き合っている。
そんな二人の背中に力をもらうと同時に、あらためて、地域は長い時間をかけて育っていくものだよなぁと教えてもらいました。
地域の子どもたちがますます豊かに育っていく、そんな環境づくりの一助となれば嬉しいです。
ありがとうございました。

ニュース一覧