2022.10.30
【研修報告】二歳の造形遊びと保育者の視点@流山おおたかの森ことのは保育園
流山おおたかの森の保育園さんにて、二歳クラスの造形活動と職員研修を担当させていただきました。
二歳というのは造形活動に限らず、様々な出会い(素材、道具、家族、保育士、友達など)をきっかけにして遊び、考え、学ぶ時期といえます。
なので、造形活動というとテーマにそって作る活動が一般的ですが、今回は特に「出会い」に重点を置いて行いました。
こどもたちが、表現を通して実感する自身の身体の楽しさにゆだねて、現れる線や形に自身の想像力によって意味を見つければ、遊びはどんどんと広がっていきます。
気づけば一時間を過ぎてもみんな夢中となりました。
「2歳の造形遊びって、こどもたち、こんなにも遊び混むのですね。驚きました。」
と園長先生や
「あの子、こんなことするんだ・考えてるんだと、これまでに見たことない一面や発見がありました。」
と担任の先生。
嬉しい感想です。
実は、事前の打ち合わせで、先生たちが想定してくださっていた造形活動の時間は30分〜40分でした。
それが実践を通し、実際のこどもたちの姿を通して、先生たちの「こども像」を更新してもらえるのは、嬉しい限りです。
実践のあとは振り返り。
「待つことが大切というけど、いつまで待てばいいのでしょう?」
「こんな時は、フォローしたほうがいいのか?それとも、こういう状況も見守るのか?」
など、具体的な質問や日々の悩みに、一つ一つ事例をまじえてお話しさせてもらいました。
そして今回から、新たなチャレンジを!
実践と振り返りをあわせて研究所のYouTubeチャンネルで見られるようにしました。
実際の子どもたちの様子を動画でも見ながら、振り返りの解説も聞けるので、現場での先生たちの共有もよりいっそうしやすいと思いますし、早速に先生たちからもご好評の声をいただいております。
明日の保育がいっそう楽しく、気楽で穏やかになる、そんなお手伝いになれば嬉しいです。
p.s.
「園での造形活動&研修&動画配信セット」
興味のある園さんはお気軽にご相談くださいませ。