2021.07.16
【研修報告】栃木県日本保育協会「こどもたちの豊かな造形活動につながる環境づくり」
先週は栃木県にて保育士研修、日光の保育園でのこどもたちの造形実践、宇都宮の子育てサロン講座にお呼びいただきました。
まずは栃木県日本保育協会の研修会。
こちらは、昨年の講座がご好評いただき今年度も担当させていただきました。
内容としましては、造形活動の実践をベースに、こども主体の環境づくり・保育士の関わりについて具体的な方法をまじえてお話しさせてもらいました。
また「こども主体の保育」をやろうとした時に、その障害となるのは何か?
ということで、保護者の子て観、保育士の保育観をどのように育て、共有していくのかという話をさせてもらいました。
現場の先生がますますほっと、安心して日々の保育に取り組む手伝いとなれば嬉しいです。
子育てサロンの親講座では、
「おもちゃとスマホと見立て遊び」をテーマにいまのこどもを取り巻く遊び環境についてお話しさせてもらいました。
デジタルツールやハイテクな技術を批判するのではなく、ですがこどもの育ちという視点でみたときに、ほんの少し注意しておきたいこともある。そんなポイントを、出会ってきたこどもたちの事例をまじえてお話しさせてもらいました。
参加したお母さんの感想には「環境を考えるのは親の役目だとあらためて思いました。」というお考えや、「他の子と比べていて落ち込むこともあったが、安心した。」という感想が書かれていました。
保育士さんの研修と同様、講座を通してお母さんたちがよりほっと安心して、我が子にむかえる。そんな手伝いができれば嬉しいです。
企画してくれた先生たち、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。