2016.11.28
【イベント報告】三井のすまいLOOPライフフェスタ「ミライマンションワークショップ」
先日は、東京都は調布市内で行われた三井のすまいLOOPライフフェスタのこどもブースを担当させていただき、
ミライマンションワークショップを行いました。
今日は、そのレポートから。
最初のお客さんでもあり、最後のお客さんにもなった親子さんを紹介です。

最初は、「絵描けないから、作れない」とすごく不安そうに言ってた男の子でした。
やらないかな?と思いながら、こちらが
「好きなものとか好きな食べ物とかありますか?」と聞いたら、
「恐竜!」と即答。
なので、
「そしたら恐竜がいっぱいいるお部屋とかも面白そうですね。」と答えました。
すると、閃いたかのように、そして最初の戸惑いはどこに?
という勢いでどんどん作っていくのでした。
作っていくうちにどんどん新しい恐竜を思い出し、また作っていきました。

しまいには、「全部の恐竜が合体したやつ描こうかな」となって、オリジナルの恐竜も2匹誕生しました。

これは海の場面を表してて、アンモナイトを食すところを再現したそうです。
彼はこの日、途中で用事があると言って抜けるも、また戻ってきて作り続け、気づけば3時間近く、部屋作りに向かっていたのでした。

作っている間に、お母さんとも彼の様子についてお話しさせていただくと、
普段から恐竜が大好きなこと、作るのが好きなことは知っているけど、学校ではあまり評価されたり、
褒められたりしないしから、他の勉強もできればいいんだけどねぇ、と笑いながら聞かせてくれました。
そう言いながらも、温かく見守り続けるお母さんがまた素敵で。
なので、「大好きなことを形にする力も、好きと感じる感性も、それを見守るお母さんも素敵ですね。」とお話ししました。
帰り際、「次はいつ来るの?」
と言ってくれたので、
「きっとまたやろうね。そのためにお姉さんたちもがんばるね。」
と伝え、さようならをしました。

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これはある1組の親子さんとの出会いですが、ワークショップでは素敵な出会いをたくさんいただきます。
そこで、教えるでも導くでもなく、こどもの自らが持っている力に感動したり、
その魅力をお母さんやお父さんと共有させてもらったり。
こども環境デザイン研究所は、こうしたワクワクきっかけを、様々な場所にお届けできればと思っています。
ご参加いただきました皆さま、そしてご依頼くださいました三井不動産レジデンシャル株式会社さま、株式会社フロンティアさま、ありがとうございました。

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