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こども環境デザイン研究所からのお知らせです。

2024.12.13

【研修】こども主体の保育実践としての造形活動(所沢保育士研修会)

昨日は所沢市の保育士研修会にお呼びいただきました。
こちらの研修会は、熱い思いと行動力のある男性保育士さんたちが一丸となって、定期的に合同の研修を企画してくださいます。
長年染み込んでいる保育士主導の「〜ねばならない」や「〜させる」という保育観を、もっともっとこどもの目線に寄り添保育観に、少しずつでも変えていきたいんです。そのことを職員みんなで共有したいんです。
そんな先生たちの思いではじまった研修会。
仕事終わりの18時スタートに関わらず、60名もの保育士さんが参加してくださいました。
今回は、造形活動のお悩みから日々の保育を考えてもらいました。
いただいた感想の中には「反省しました。」「ハッとしました。」という声がたくさん。でも、それはどれも皆さんの伸び代。
立ち止まり、振り返った先は、ますます保育が楽しくなるはずですから。
そんな自分を信じて、明日からまたこどもたちと楽しい毎日を過ごしていってほしいなと思います。
それとセットで、同じくらい多かった感想が「安心した。」「楽になりました。」でした。
みんなが思っていた「ねばならない」を手放すことは、実はこどもたちのことも、そして保育士自身のことも楽にしてくれます。
その時に、楽でいいのかと不安になる必要はありません。
楽はけっして手抜きではないからです。
そもそもの話、こどもたちは自分の好奇心に、そして生きることに、手を抜きません。
楽しいことに向かうエネルギーによる成長は、「ねばならない」という活動の何倍にもなりますから。
こどもも保育士もワクワクする方へ、一緒に向かっていったらいいなぁと思います。(それは結果的に「こどもの育ち」にもつながっています。)
今回の講座がそんなヒントや後押しになれていたら嬉しいです。
参加してくれた皆さん、そして企画してくれた先生たち、ありがとうございました!
明日からの保育がますます楽しく、いっそう豊かな時間となりますように。
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