ワークショップ

「正解のない、考えや気持ちを自由に表現する」をコンセプトに、保育園や幼稚園、学校、地域のイベントや商業施設などで、こどもたちの創造的なワークショップを企画、実施します。

内容

建築家とつくる ゆめの家づくり

会場: 南越谷地区センター 工作工芸室  主催:こども環境デザイン研究所

平成28年度子ども夢基金助成事業

「建築家とつくる ゆめの家づくり」ワークショップが終了しましたので、リポートです。

 

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「子どもたちの想像力と建築家の実現力の出会い」

 

打ち合わせの段階から、今回の講師である桐山さんとは、桐山さんの仕事をする普段のままの雰囲気や、

進め方でいきましょう。と、話をしていました。
相手が子どもだからとか、子どもの企画だからとか、そういうのはなしでいきましょうと。
もちろん。そのつもりです。と桐山さん。

 

そうして迎えた本番。
とっても面白かったです。

 

その中から一つだけ紹介すると、子どもと桐山さんのやりとり。
これが何ともいいものでした。

 

例えば、窓を一つつけるにしても、
「この窓は何でつけたの?」」

と、桐山さんは子どもに問います。そして、

「窓があるってことは、ここから明かりが入るわけでしょ。この部屋で何したいの?」

とさらに問います。

 

質問を受けて、
「これはね、、」とすぐに答える子もいれば、改めて考える子もいました。

例えば、こどもたちが作っている建物を
「ちょっといい?」
といって触り、少し揺らします。
するとガタつく家。

 

それで一言
「もっと強度がないと住めないかもね。そういうところも考えてみようか。」
子どもに投げたら、その子からは離れていきます。

 

こうしたやりとりを、3時間ひたすらに続けていらっしゃいました。

 

また良いのが、それに対するこどもたちの反応です。

 

桐山さんのストレートな投げかけに一瞬は戸惑いながらも、
その次の瞬間には、考え、作っていきます。

 

さらに作ることと投げかけは続きます。

 

「失敗したっていいんだよ。作ってみないとわからないことがあるから。」

 

「建築を実現するには、周りの人にもわかってもらはないと建てられないんだ。だから言葉も大切だよ。」

 

桐山さんはこういう話を、こどもたちが作っている様子に合わせてその都度、みんなに伝えていきました。

こうしたやりとりの清々しさは、おそらく、
桐山さんの言葉が
「子どものため」
とか
「君のため」
とかじゃなくて、
「家をつくる」
ために発せられる言葉だから。
そして、その言葉は決して答えではないことがわかるから。

 

だから、皆、もう一度自分のなかで考え直していくのでしょう。

刺激的で面白いワークショップでした。

 

今回の出会いをきっかけに子どもたちの中で、ほんの少し、それも無意識のところで、

建物についてのアンテナが高まることにつながっていたら、

それは、きっと将来そういう感度の大人が増えることにつながっていて、
やがては、この街がさらに魅力的な街になることに、つながっているのだと思っています。

これからも、自分たちがワークショップを行うだけでなく、こうした企画を通してこどもたちと、

魅力的な大人たちが出会う機会を作っていければと思います。

 

講師を引き受けてくれた桐山さん、そして参加してくれた皆さん、

助成してくれた子ども夢基金、ありがとうございました!

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