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こども環境デザイン研究所からのお知らせです。

2023.08.22

【研修】メイトサマースクール2023(東京・中国大会)

メイトさんが主催するサマースクール東京大会、広島大会にて、分科会の講師を担当させていただきました。
身近な素材を使った造形遊びのワークショップと保育観について四時間たっぷりお話しをさせてもらいました。
また、東京大会では分科会後に600名の参加者さんが一堂に会して行われる分科会発表では、今回四年ぶりのサマースクールということで、僕からは生理的早産と生理的微笑の意味、そしてコロナ禍と笑顔というテーマでお話しをさせてもらいました。
それのどこが造形講座?と思うかもしれませんが、僕が子どもたちと関わる方法は、造形活動ですが、その根っこにあるのは、子どもたちが豊かな環境でのびのび育ってほしいという思いです。
ですから、サマースクール四年ぶりの開催を前に、三年半のコロナ禍のこどもたちを語らずには進めないという思っていました。
生理的早産と生理的微笑。
笑顔が、それも大好きな家族や先生の笑顔がいかに大切かということは、人の誕生から考えても間違いありません。
ですから、この3年半にわたるコロナ禍の感染症対策がどうだったかとか、そういう判断は抜きにして、ただ事実として、子どもたちは大好きな大人たちの笑顔を見られる機会が減った三年半を過ごしてきたこと。これをしっかり大人が受け止めることは大切だよね。と。
そして、だからこそ、その三年半分も、大人たちの笑顔をたくさんこどもたちに見せてあげたい。その分をこれからの時間で取り戻しましょうね、と。
そんな話をさせていただきました。
他の分科会の楽しい遊びや歌やダンスや体操に温かく囲まれる中で、こうしたら話をストレートにお伝えしてもいいのかな?という不安はありましたが、みなさん温かく受け止めてくれて、ほっと一安心でした。
明日からも、先生たちが自分たち自身の笑顔をこどもたちにいっぱい見せる、そんなエールになれていたら嬉しいです。
受講してくださった皆さん、素敵な講師陣の皆さん、そして四年ぶりにこのような楽しい学びと遊びの機会を作ってくださったメイトさん、本当にありがとうございました。

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