内容
親子講座「子どもも大人も街も、育っていく」
開催日: 2017年09月21日
主催: 増林
今回はホームタウンは越谷にて、1.2歳の親子講座を担当いたしました。
絵の具で遊びながら、お母さんたちとじっくりおしゃべり。
遊びと環境の話からはじまって、自律と他律、自己満足と他者評価、家庭と学校、
早いとゆっくり、習い事と習わない事の価値、などなど色々な話をさせてもらいました。
また質問、相談もたくさんでましたが、そうした悩みの多くは、ほんのすこし視点をかえてみることで、
少し気楽になってもらえたようでした。
子どものことを考える上で、手がかりは、実際の子どもの姿、考察、実感、理論、色々ありますが結局のところ、
子どもはたくさんあそぶ、
親や先生は焦らない、比べない、そして笑顔
(真剣に伝える、叱る時は別として)
これに尽きるように思います。
講座のあと、一人のお母さんが嬉しそうに教えにきてくれました。
「今日の話を聞いていて、自分の幼稚園時代を思いだしました!わたし、◯◯幼稚園の卒園生なんです。
ひでちゃん先生、知ってますか?◯◯幼稚園。」
聞いてびっくり。
知ってるも何も、その幼稚園というのは、僕がコトリエやワークショップで出会った友人たちが現在、楽しそうに通っている幼稚園で、
さらに子どもだけではなく、先日の文教大学で行われた研修会では、五人もの先生たちが参加してくれた幼稚園でした。
そこの卒園生が、親となり僕の講座で話を聞いて、ご自分の幼稚園時代を思い出されるなんて。
ワークショップで子どもに出会い、研修会で先生に出会い、今度は卒園生となった親に講座で出会い、
本当に地道な活動と出会いの一つ一つが、つながりあっていく。感慨深いものでした。
参加してくれた皆さん、子育てサポート増林の皆さん、ありがとうございました。