今回の研修は講演とワークショップの二本立て。

講演パートでは、リクエストをいただきまして「子どもの現場からみた社会」をテーマに、今の社会状況を整理しながら、自分達の仕事の社会的な位置と魅力についてお話させてもらいました。

保育士さんたちにとって、子どもたちと日々丁寧に向き合い仕事をすることが第一ですが、時々俯瞰して、自分たちの仕事の社会的な位置を整理すること。

そして専門分野とは違う視点から、その魅力と課題を整理することは、いっそうのやりがいや誇りへとつながっていくように思います。

また、長い目でみるとそうした一人一人の視野の広がりが、社会や政治を良い方向に進め、保育士の処遇向上にもつながっていくのだと思っています。

皆さん直接的な子どもの話ではありませんでしたが、とても熱心に聞いてくれていました。

後半はワークショップということで、子どもたちの感覚や動きにアンテナを貼りながら、素材探求を軸に遊びを考えていきました。

遊びを考えることを通して、保育士さんたちがいかに子どもたちを大切に思っているかが伝わってきました。

今回の講座が、子どもたちとの生活の新たな気づきや、この仕事をしている自分をいっそう誇らしく思える、そんなきっかけになれば嬉しいです。

ぽけっとのみなさん、ありがとうございました。