コトリエでも、子どもたちは「どうしよう」という場面がたくさんあります。
そんな子どもたちを前に、大人は知識も経験もあるから、教えたくなる場面もたくさんあります。

でも、教えない。

教えたら

自分で考え、悩む時間をなくしてしまうから。

モヤモヤして、何もできない時間も含めて、表現の時間だから。

そう考えています。

また、もう一つ理由があります。

大人の方が技術と知識はもっていても、
本人の作りたいという情熱は本人にしかわからないものです。

そんな子どもたちの情熱を前に、
「教える」
というのはおこがましい。

と思っています。

だから、、

自分で切り抜けると信じて。

できなくたって、ま、それはそれ。

と失敗も明るくとらえて。

このような場所に対して「教室」をイメージすると、

先生に教えてもらえる
絵や工作が上手くなる

と思うかもしれません。

でも、ここは教室ではありません。
作業場です。

だから僕らは教えませんし、評価もしません。

学ぶことも、評価することも、自分自身でやってください。

そんな場所でよければ一度遊びに来てくださいね。